介護職員として老人ホームや高齢者が利用している介護施設で働く時には、高齢者に対する細かなサポートが必要不可欠です。高齢者の場合は、運動能力や判断能力が衰えている人が多く少しの段差で転んでしまったり、自分で正常な判断ができないことがよくあります。このままだと、生活している時に何かしらの問題が起こる可能性が高くなるので、介護職員がその部分をうまくフォローします。介護職員がうまくサポートしていけば、介護が必要な高齢者が何も問題なく生活することができるでしょう。
では、どのようなサポートをすれば良いのでしょうか?たとえば1人で階段の上り下りができない高齢者には、エレベータの利用を勧めたり、高齢者の体を支えながら一緒に階段を上り下りするようにします。また、適切な判断ができない高齢者に対しては、状況を確認して代わりに介護職員が適切な判断をします。さらに、高齢者の中には物忘れがひどくなっている人がいたり既に認知症になっている人も。そこで、施設を利用している高齢者が何か重大なことを忘れていたら、その都度伝えるようにします。高齢者に対して、細かいサポートをしていくのは大変ですが、うまくサポートすることができれば介護職員としての信頼を勝ち取ることが可能です。さらに、サポート体制が充実していると利用者からの評判が良くなり、人気がある介護施設にすることもできるかもしれません。逆に高齢者のサポートが適当だと、次第に評判が悪くなり介護施設を利用する人が減る恐れがあります。